決定的な心配事
その後、スー一家に決定的に心配事が起こりました。食欲旺盛なお陰で、急速なペースで増えたのはリトルブラックの身長と体重だけではなく、リトルブラックの歯もとても大きくなったのです。特に前歯である犬歯は急速にとても長くなり、どう見ても犬の歯のようには見えませんでした。それらの長く鋭い前歯は犬歯というより、どう猛な動物の牙としか見えませんでした。この歯でもし噛まれたら確実に身がちぎれるぐらいの勢いでした。
どうすればいい
ここまで来るとスー一家は、リトルブラックがお腹を空かせていたり、怒ったりして自分たちや誰かを襲い傷つけてしまったり、噛んだりすることがあるのではと心配せずにはいられない日々が続きました。もうスー自身もリトルブラックに近寄って、触ったり撫でたりすることが出来なくなってきていました。たとえどれだけリトルブラックが人懐っこくて可愛いとわかっていたとしても、リトルブラックをこのままにしておく訳にはいかないことは分かってい増した。そこでスー一家決心して、地方の動物愛護センターへ連絡してみることにしました。